白瀬透作『ピカロ』漫画新連載レビュー週刊BCスピリッツ

スピリッツの新連載シリーズです。

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毎週新連載でどれがどの話かわからなくなって来ました。

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作者 白瀬透

作者の白瀬透は謎の匿名作家というキャッチフレーズで紹介されております。新人さんかな。。それにしては絵がうまい気がする。最初の雨の東京らしきカラー見開きは、『攻殻機動隊』を思い出します。どっかにもとこさんいないかな。

タイトル『ピカロ』

タイトルになっているピカロとういう言葉は、ピカレスク小説という16世紀にはやった小説のジャンルがあり、その元となった小説の主人公の名前みたいです。聞いたこと有る気がしたのですが、ピカルとの間違いですね。ピカロ=悪者に近いイメージで使われるようですが、社会的弱者で生きる為に悪事を働く人のようです。

あらすじ

主人公は冴えないフリーライター安住。オギリ東亜事件という昭和59年に起きた迷宮入りしている事件を取材する事になる。当時の流行語になるほど、世間を騒がせた大事件だが、一人の逮捕者も出しておらず、事件の動機さえもわかっていない。謎の女性と出会った安住は、そのオギリ事件の数ヶ月前にタイムスリップしてしまう。

レビュー

記事執筆現在3話まで進んでいますが、展開は遅いものの1ページ1ページに吸い込まれるような絵です。安住の一人称で話はすすんで行きますが、視線のコマ割りなど沈黙の中で進む物語を感じられます。安住がピカロなのか?悪役がまた別にいるのか。ピカロ自体が僕の調べ違いか。。第一話のバーテンダーの「聞いたことも、ないですねぇ」のコマが不自然に拡大されている所や、シルクハットの男性、謎の美人など伏線だらけです。こういうミステリーは、毎週毎話与えられているヒントをつなぎ合わせていくのが楽しいです。月曜日の楽しみがまた一つ増えます。