間瀬元朗作『デモクラティア』 漫画新連載レビュー週刊BCスピリッツ

ビッグコミック スピリッツ38号
で間瀬元朗作の『デモクラティア」の連載が始まりました。

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写真コミックナタリーより

「イキガミ」の間瀬元朗、民主主義×ロボットの異色新連載

9/2発売の40号で第3話まで来ています。新連載多いなーとワクワクしていたら【史上空前の新連載”猛”攻撃】らしいです。37号の火線上のハテルマに続き第2弾です。

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作者間瀬元朗は『イキガミ』の作者です。Wikiがあるので見てみたら、芸大卒からの電機メーカー勤務、そして映画の脚本をイギリスで学んだそうです。してこの作品。設定からしっかり練り込んでありそうです。

あらすじまとめる偉業はできそうにないのでネタバレします。

とある大学で情報通信工学科の前沢と、ロボット工学科の井熊が出会います。前沢は学内起業支援で、自身が考案した”多数決プログラム”が評価され起業。井熊はヒトガタという研究中のロボットにその”多数決プログラム”を取り入れられないかと興味を持ちます。

この”多数決プログラム”というのが普通の多数決プログラムではない所が面白い。一回目の投票で多数票を獲得した3案と、一人しか提案しなかった単一案を2つ選びだす。そして二回目の投票で、その5案から最多数票を獲得した案を採用するというもの。この単一案を選択肢として出す事から、ひらめきによる良案もしっかり拾っていくと。こういうのは元がなんかあるのかな。なんていうんだろう。

ネットを通じて、ランダムに選ばれた民衆が”多数決プログラム”により”ヒトガタ”に意思を吹き込む。起き上がるか、発声するのか、何を言うのかなど、”多数決プログラム”により細かく意思決定するその”ヒトガタ”は、民衆の総意によって動く”究極のニンゲン”となる。

レビュー

ソフトウェアとハードウェアは、現代において切り離せないものです。Macのパソコンがスペックだけみると劣っているのにファンが多いのは、ソフトとハードの融合が素晴らしいからだと思います。僕もその一人。日本の家電メーカーが落ち目なのはそれが出来てないからですよね。そんな時代に、『デモクラティア』ではその2つの分野で高い意志を持った2人が出会う。3話まで読んだ感じでは、”ニンゲン”に焦点を置くというよりは、関わる人々に焦点をおいて話がすすんでいくのではないかと思っています。

芸大出身、元電機メーカー勤務の作者、どうしてもしっかり掘った設定を期待してしまいます。これからが楽しみです。

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