デモクラティア 間瀬元郎作第12話 新たなる展開井熊。。。

スピリッツ11/25号で一番思わしくない方向に進んでしまったデモクラティアですw前週でおやすみプンプンもおわってしまいましたが、あれはじっくりコミック読まないとよくわからないので、またゆっくり読み返したいと思います。コミック第1巻の発売も決定しました!発売日はまだ未定ですが、Amazonにて予約できます。

今までのレビュー記事はコチラ。登場人物の紹介もしてますので、まだの方は一度読んで欲しいです。以下リンク含めネタバレです。

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第12話までのあらすじ

瀬野に拉致された格好で車に乗る二人、舞(参加者の意思)による瀬野への説得は続きましたが、彼は幼少期から母の虐待とも言える教育をされていました。その母の呪縛から解き放たれたいという思いが、参加者たちの必死の説得を上回り、舞を車から降ろし渋谷の繁華街に瀬野は向かいます。無差別殺人決行かと思われましたが、最後の最後に舞の「あたしはあなたを絶対に見放しません」という言葉が脳裏をよぎり、歩行者の行列を避け、瀬野は死んだもののその他に被害なしの交通事故で終わります。

デモクラティア存続の危機

デモクラティアの肝である多数決システムは、前沢が開発したものですがその権利を企業に貸与しており、これを流用しているのがバレれば規約違反となってしまいます。舞の研究開発費もこのシステム使用料で賄っており、デモクラティアの存在が公にバレてしまうのはどうしても避けたい所でした。しかし瀬野を止めにいった際、舞は警察に顔を見られてしまいました。さらには瀬野のアパートの実際の所在地などもバレてしまいました。参加者は、地名、名前などの固有名詞を、暗号的に変換されており(瀬野=毛呂など)、実際の地名などはしりませんでした。今回のことがTVなどで報道された為、デモクラティアの研究所の所在地などもバレてしまう可能性が出てきたため、前沢は舞を解体するように井熊を説得します。かなり舞に愛着があった井熊もしぶしぶその提案を受け入れ、舞は解体されることになります。。

警察に通報した参加者ツインテール

事件が終わり、解体されることになった舞ですが、参加者たちは事件について話し合いをします。瀬野の説得の際に、次々と発言していたひで丸、ロケット人、花チワワたちは、責任を感じてかこのチャットには参加せずでした。他の参加者たちは事件になったことに少なからず責任感を感じつつも原因を探ります。そこでツインテールと言う参加者が、警察に通報したことを告白します。そして、この多数決というシステムが故に責任はかなり曖昧なものになっているという問題点も指摘、これからはもっとチャットを行い、行動の軸になる舞の「意思」を参加者同士で作り上げていかなくてはならないと、建設的な話し合いが行われました。「瀬野は誰一人殺さなかった」というポジティブな案も出され、この経験をもとにこれからもっと冬を育てていこうと参加者の意志がひとつになりました。

井熊

前の記事でも触れましたが、井熊の舞への態度はどこかおかしいものがありました。二人交互に行っていた宿直による舞のメンテナンスを、一人で連続して行ったり、怪しい手のコマが合ったりと。そして参加者の意志が前向きな方向で固まってきたこのタイミングで、井熊が舞を犯しているという光景が参加者の目前に晒されてしまいます。

レビュー

ここからは僕の勝手な意見ですw瀬野が凶行に走るものの最低限の被害に収められ、参加者たちの絆が深まるまでは、一つの映画みたいで、複雑な設定の上に成り立つ漫画なのに、人情などの部分もしっかりクローズアップして、面白かったですね。糞変態野郎井熊。舞の皮がコンドーム見たいな時点で若干怪しいと思いましたがw 真面目な話、これによりおそらく参加者たちは、前沢、井熊から舞を開放するのではないかと思います。壮大に外れるかもしれませんが。ある程度、参加者の意志に任せて行動させていた二人ですが、今回の事件などで参加者よりも明確に責任が二人にあることも分かりますし、その責任が故に解体の判断も下しました。そして、洗練された参加者たちの意志統一はかなり進んできています。その参加者の統一意志と、責任がある二人の意志は、前向きに育てようという意志と、解体とで割れています。この開発者二人の制約を外すことにより、究極の人間へ近づけるんではないかなと。参加者は3000人います。この地名がバレてしまっている可能性が高い今、一人二人この倉庫に近づいている可能性も高いかなーと。もしくわ全員で舞を操作して、井熊をボコボコにしてそのまま脱走か。ルンバみたいに充電がなくなれば自動で近くのコンセントを探し充電するので、このまま独立して欲しいナーと。でもそうすると、住居、仕事など独立するには問題点も盛り沢山です。参加者同士で資金を集めて、どこかにアパートぐらい借りるかもしれませんが。。

前沢、井熊の登場回数はかなり減ってきて、チャットルームや参加者個人、舞と関わる個人の話が増えてきたのでそんな展開に期待です。ってかこのまま変態井熊についての話になるほど、ちんけな物語設定ではない気がします。だからこの狼藉は、独立へ向かう為の布石ではないかと。まあ期待ですけどね。犯されてる舞が井熊を説得しだしたらワケワカメですが。井熊いつからそんなんになってしもうたんやw

間瀬元郎作イキガミ全巻セットです。僕は読んでないのですが、デモクラティアが面白くなってきてるので、イキガミも面白そうです。

コミック第1巻!キンドル出ないかな〜。

画像:コミックナタリー「イキガミ」の間瀬元朗、民主主義×ロボットの異色新連載

『デモクラティア』間瀬元朗作第8話 無差別殺人を止められるのか

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民主主義の基本、多数決によって行動を選択していくロボット【人型】。舞と名付けられたロボットが事件に巻き込まれてます。デモクラティアのヒトガタのルールを改めて書いておきます。途中から読むと何を言ってるのか訳がわからないと思うので。スピリッツの脚注からお借りしています。

デモクラティアのルール

ヒトガタ(舞)は人間そっくりに作られたロボット。無作為に選ばれた3000人の参加者に操作され、自我はいっさい持たない。参加者はネット上の多数決を通じてヒトガタの行動をコントロールするが、固有名詞は文字変換されるため、現実世界で接触することはできない。参加者同士はチャットを通じて意見交換でき、他のユーザを説得することも可能。

多数決は通常のものとは少し違う。最初、3000人が全員が案を出し、多数案3つと立案の早かった単一案2つの計5つが残る。そしてその5つでもう一度多数決が行われ、最終案が言動に採用される。

うまくまとめられませんね。。ややこしいですが、そういう設定です。最初のレビューはこちら。

間瀬元朗作『デモクラティア』 漫画新連載レビュー週刊BCスピリッ

第8話までのあらすじ

週刊BCスピリッツ新連載6連弾!まとめ2013

上の記事でも少し触れましたが、より詳しく。

キモオタの派遣社員瀬野

瀬野は友達もおらず、もちろん彼女もいない孤独な青年。唯一の居場所はネットの掲示板だった。とあるきっかけでヒトガタの舞と出会いドライブデートに誘う。しかし、デートの終わりにひで丸というデモクラティア参加者の単一案、「お前キモいよ」が採用され、瀬尾の心に突き刺さる。派遣の期限も切れて、さらにネットの掲示板では自身の偽物も現れ、最近では無視されることも多くなってきた。悪いことばかり重なるのを、無差別殺人という形で振り払おうとしてしまう。

3000人の参加者の変則多数決で意思決定される舞

舞のメンテナンス中や充電中、人間で言うと寝ている時に、参加者どうしではチャットが行われる。昼間の行動の多数決に加われなかった参加者が、今日どんな感じで行動したのかを、確認したりするのにも使われている。そこで、瀬野の殺人予告にどう対処するかが議論されていた。そこで、自身が交通事故により下半身麻痺になっている花ちわわは、その経験から無差別殺人を止めようと皆に提案し説得する。そして瀬野をとめる行動にでることで皆の意見は一致する。

不安定な瀬野

舞が引き止めに来てくれたことにより、瀬野は安堵する。追い詰められた顔だったが、舞の「友達だから」(花チワワの単一案)という発言により涙を浮かべ、笑顔になる。しかし、ネットの掲示板を見た誰かが通報したらしく、警察がそこに現れる。またパニック状態に陥った瀬野は、舞を人質に車で逃走する。舞は車の中で必死に瀬野を説得。花チワワや、ヒデ丸といった現実でも似た経験をもつ参加者の、核心をつく説得が次々と採択されるものの、一度開いた心を閉じた瀬野は、頑なに心をひらこうとはしない。

8話まではこんな展開です。もっとまとめられたいいのですが。。

第8話までのレビュー

ここからは僕の推測、憶測なんでも来いです。あくまで個人の主観wちなみに一番気になったのは、井熊がローションまみれの手を、怪しい目つきで、舞の股間に近づいていく所。そういう展開もありなの?!とびびりましたw

変則多数決がもたらす独特の展開速度

もっとまじめにレビューしましょう。この漫画が変則多数決でなければ、もっと早い展開になっていたと思います。第6話なんてほとんどチャットの世界。攻殻機動隊のタチコマ同士のやりとりに似ています。あちらはAIに自我(ゴースト)が宿るのかというのが一つのテーマなのに対し、こちらでは【民衆の多数決】による、究極の自我の創造。作者さん絶対攻殻ファンだと思いますw

独特の展開でしたが、第8話は参加者の顔、瀬野、舞、単一案!などコマがめまぐるしく変わります。逆にスピード感を産みます。花チワワの長台詞が、どうやって一番はやい単一案に選ばれたかは謎ですがwチャットで相談してたのでその辺が関係あるんだと思います。それぞれ参加者が自分の部屋で、それぞれの思いを血相変えて打ち込んでいるさまは、なかなか迫力があります。

洗練された参加者

今までに散歩にいったりショッピングにいったりで参加者たちは淘汰され、訓練されてきています。積極的に案を出さない参加者や、多数決に参加しない参加者は、デモクラティアシステムから弾かれるようになっています。これをゲームとするならば、コアユーザー以外はどんどん垢バンくらってる状態です。恐ろしい。ですので今現在残っているユーザーは、結構な自分の時間を舞につぎ込み、真剣に考えているユーザーとなります。

本来、ヒトガタプロジェクト始動の同期は、究極のニンゲン。3000人の参加による本来、人一人では絶対得られない大量の経験。そしてそれを多数決に基づき、客観的に正しいとされる言動に落とし込まれる。そうして出来上がるのは、大衆の経験に基づく、万人が支持した意見。それは、共産党のトップにも似た偉大なるリーダーになりえるのではないかということ。民主主義である多数決により、圧倒的に正しい独裁者が生まれると。まだまだそこまでは行きませんし、そういう方向に行くかもわかりませんが。なんにせよこれからの展開が楽しみです。

イキガミ全巻セットとキンドル版です。

画像:コミックナタリー「イキガミ」の間瀬元朗、民主主義×ロボットの異色新連載

週刊BCスピリッツ新連載6連弾!まとめ2013

スピリッツの連続新連載が終わったのでまとめます。

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週刊誌を隅々まで読むとなかなか面白いですね。6個も新連載始まって勢いづいてます。サスペンス系多くて疲れてしまいそうです。。

ちなみにコンビニ店長情報ですが、43号は、8月に表紙とポスター付属した山岸舞彩が大反響だったらしく、いつもより割増で納品されてきました。いつも2部なのに今回は3部。わずかですが、日本全体でみれば大幅アップなはずです。面白い漫画がいっぱい始まっているのに、結局はグラビアかいと突っ込みたくなりますw山岸さんは綺麗ですが、右目と左目の形が違いすぎて気になりますw年末に写真集出るみたいです。

せきやてつじ 『火線上のハテルマ』

僕のブログでも紹介しています。ハテルマがしっかり話に絡んできて面白くなって来ました。国籍、民族不問の傭兵集団の一員みたいですね。さっそく現地の事件に巻き込まれている梶。スピーディな展開と、アクションの描写がいいですね。何も考えずにバババっと読めちゃいます。No.43号ではおやすみで、No.44からまた始まるそうです。

間瀬元朗 『デモクラティア』

こちらも紹介しています。デモクラティア参加者の意志により舞と名付けられたヒトガタロボットが、瀬野とうい派遣でキモオタの青年と出会いデートまで発展します。それまでの過程でいくつかの単一案が多数決により選択され、その単一案を出した人の中で、葛藤が起こります。

ヒデ丸というIDの男性は、舞が瀬野に迫られた時に、「お前キモいよ」という発言が単一案にも関わらず選択されます。現実社会において、部下との人間関係に問題が起きているヒデ丸は、デモクラティアの中で舞を通して出会う人と、自らの現実での出来事の間で、似たような感覚を味わいます。現実社会では決して口には出来ないであろう「お前きもいよ」という発言が、デモクラティアでは通ってしまう。これが事件に発展するのか否か。

参加者はPCの画面を通して、舞というニンゲンになり、その中で多数決をして行きます。舞が経験する事、参加者が現実社会で経験する事、そしてそれを漫画で読む僕。すごく考えさせられる漫画です。こいうの大好きです。ドラマとかになりやすそうな題材ですが、ならずにほそぼそとしっかり続いて欲しいですw

 ゆうきまさみ 『白暮のクロニクル』

こちらは紹介していません。これもなかなか面白いので話がまとまってきたらレビューしようかと思います。

この人のレビューが面白い。白暮のクロニクル | これは伝奇ロマン? 分析がすごすぎて、ファンになりました。かなり深く掘り下げてかなりネタバレなので注意。でも面白いですよ。

白瀬透 『ピカロ』

こちらは紹介しました。現在第4話。1984年の大阪に来た安住は、謎のテープを届けに京都、百万遍へ。不自然に強調されている百万遍コピーセンターは伏線なのか、絵が雑なだけなのか。。京ちゃんと呼ばれるオープンカーにのるイケメンが登場。キャバ嬢っぽい女性の舌が、安住をこっちの世界に連れてきた半分妖怪の女性に見えます。。全く全貌が見えないこの物語どうなっていくんでしょうか。

長尾謙一郎 『クリームソーダシティ』

ワケワカメすぎて紹介してませんwセンパイ握りこまれてるし。新連載って言うてるので、短編ではないと思うのですが。ちょっと頭おかしい2人組が、政治テロを起こして気づくとクリームソーダシティという楽園に来てしまっているという物語。こっから面白くなるのかな?

武富健治 『ルームメイト』

こちらもサスペンス系です。多重人格の女性をめぐる事件。絵が怖いのでさらっとしか読んでないです。あとサスペンス系多すぎて訳わからなくなって来ました。。

山岸効果+新連載6連弾で面白くなっていいってほしいですね。ギャル男と宇宙人の漫画は今号で終わりです。アマゾンでも人気となっています。

間瀬元朗作『デモクラティア』 漫画新連載レビュー週刊BCスピリッツ

ビッグコミック スピリッツ38号
で間瀬元朗作の『デモクラティア」の連載が始まりました。

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写真コミックナタリーより

「イキガミ」の間瀬元朗、民主主義×ロボットの異色新連載

9/2発売の40号で第3話まで来ています。新連載多いなーとワクワクしていたら【史上空前の新連載”猛”攻撃】らしいです。37号の火線上のハテルマに続き第2弾です。

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作者間瀬元朗は『イキガミ』の作者です。Wikiがあるので見てみたら、芸大卒からの電機メーカー勤務、そして映画の脚本をイギリスで学んだそうです。してこの作品。設定からしっかり練り込んでありそうです。

あらすじまとめる偉業はできそうにないのでネタバレします。

とある大学で情報通信工学科の前沢と、ロボット工学科の井熊が出会います。前沢は学内起業支援で、自身が考案した”多数決プログラム”が評価され起業。井熊はヒトガタという研究中のロボットにその”多数決プログラム”を取り入れられないかと興味を持ちます。

この”多数決プログラム”というのが普通の多数決プログラムではない所が面白い。一回目の投票で多数票を獲得した3案と、一人しか提案しなかった単一案を2つ選びだす。そして二回目の投票で、その5案から最多数票を獲得した案を採用するというもの。この単一案を選択肢として出す事から、ひらめきによる良案もしっかり拾っていくと。こういうのは元がなんかあるのかな。なんていうんだろう。

ネットを通じて、ランダムに選ばれた民衆が”多数決プログラム”により”ヒトガタ”に意思を吹き込む。起き上がるか、発声するのか、何を言うのかなど、”多数決プログラム”により細かく意思決定するその”ヒトガタ”は、民衆の総意によって動く”究極のニンゲン”となる。

レビュー

ソフトウェアとハードウェアは、現代において切り離せないものです。Macのパソコンがスペックだけみると劣っているのにファンが多いのは、ソフトとハードの融合が素晴らしいからだと思います。僕もその一人。日本の家電メーカーが落ち目なのはそれが出来てないからですよね。そんな時代に、『デモクラティア』ではその2つの分野で高い意志を持った2人が出会う。3話まで読んだ感じでは、”ニンゲン”に焦点を置くというよりは、関わる人々に焦点をおいて話がすすんでいくのではないかと思っています。

芸大出身、元電機メーカー勤務の作者、どうしてもしっかり掘った設定を期待してしまいます。これからが楽しみです。

イキガミ全巻セット

こっちはキンドル版