ソニーのぶっとびミラーレスの新商品が発表されました。α7シリーズです。初めて自腹で買ったデジカメがソニーのデジカメだったのを思い出します。タッチパネルとシャッターのみのインターフェースで、反応がうんこ悪くて、すぐ使わなくなったのはいい思い出。それが今では、フルサイズセンサーついてて、4K動画が撮れるエゲツなカメラが登場するとは。Sonyは新製品のサイクルが早すぎますよね。カメラ大手のキヤノン、ニコンはついていけないのではなかろうか。またまた初心者が分析します。

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とりあえず兄弟機種であるα7とα7Rをば分析

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2013年11月に発売開始したα7とα7R。今回の新発表の機種とは兄弟関係になるのかな。いつかはSONY当たりが出すだろうと思っていたフルサイズイメージセンサー搭載の、ミラーレス一眼カメラ。画素数がα7Rで3640万画素、α7で2430万画素。ニコンのD800EとD800との違いににていて、ローパスフィルターレスで解像度重視のα7Rと、ローパスフィルター付きで、モアレなどを抑えたα7という違いでしょうか。

フルサイズミラーレスでかつSONYであるということ

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SONYと言えば、音楽を外に持ちだしたウォークマン。古いか。でもやっぱり小型化のイメージがあります。PS3もちっさくなっていきましたしね。フルサイズ機と言えば、めちゃめちゃでかかったのですが、ここまで小さくしました。後SONYといえば、惜しみなく最新技術を融合して来ます。GPSはついてませんが、Wi-Fi,NFC搭載など、電化製品メーカーであるがゆえに、このへんは早い。NFCはおさいふケータイのグルーバル版みたいなものです。ピッとやるとスマホなどに画像を転送できてしまいます。

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この画像の通りオートフォーカスなどのデジタルな処理は、SONYが強そうです。あとニコンのセンサー作っているのも、SONYらしいです。

α7シリーズから考えられるSONYの戦略

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ミラーレスじゃないミラーあり一眼カメラは、ほとんど諦めてるのではないかと。その代わりミラーレスは本気で。写真の画質は、センサーとレンズでだいたい決まる。いい写真はもちろん経験なりテクニックがいりますが、画質だけはこの2つが大半をしめると思われます。もちろん大事なのは操作性などですが、それは使う人の用途によります。画質を犠牲にせず、携帯性を高めたα7は、かなり需要があるのではないでしょうか。もうちょいやすけりゃ、わしもこれ欲しいw

α7sのsはSensitivity。繊細さ?

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やっと本題のα7Sの話です。sが青い。zeissのロゴとマッチしてかっこいい。かっこいい。かっこいい。これはフラッグシップとするのかな。っていうかなんでミラーレス一眼カメラの発表でこんなに動画を推しとんねん!

ざっくりまとめると、画素数さげて高感度。4K動画もとれるようになっちゃったよ。ということです。

画素数の誤解をとりあえずなくそう。

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画素数下がってるし、α7の廉価版かなと思わないで下さい。NIKONのフラッグシップ機、D4Sは。

60万円なり。画素数は1620万画素。

30万弱のこちらは、3630万画素。つまり、画素数が高ければ写真が綺麗という訳ではないです。コンデジとかスマホは、高画素!!って言うてますが、あんまり関係ないのです。でも、画素数が低い方が綺麗!!ってわけでもなく、用途によります。ではその用途を考えましょう。

α7sは高感度番長として降臨した訳です。ISO409600!!

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この写真、高飛びが暗闇で行われているので、意味不明ですが、室内スポーツはカメラ泣かせの撮影条件です。暗くて、しかも被写体が高速で動く。シャッタスピードが早くないと、早く動いてる選手はぶれてしまいます。そこでISOをあげて対応します。ISOは感度。つまり、よわ〜い光でも反応する状態にします。フィルムカメラだと、フィルム自体でISOが決まっているので、この操作はデジタルならではと言えます。そのデジタルならではの、低感度まで対応するのがこのSの特徴です。

α7sの高感度かつ精彩な動画

きれいなお姉さんがJAPANを散歩しています。この動画全体的に暗いのに気づきましたか?朝焼け、お寺の中の撮影など、暗い所で本領を発揮するこのα7sのいい所がアピールされています。ちなみに、4Kだそうです。すげー綺麗ですが、僕は4Kのデバイスを持ち合わせていません。。

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4K動画となるとこんなんになります。テンドロビウム。

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すげーな。

α7シリーズのラインナップがいい感じになってきた。

α7s,α7R,α7。Nikonの一眼レフカメラで言う、Df、D800,D610のラインナップ的なものになってきました。Dfはちょっと特殊ですが、低画素で高感度対応のD4シリーズと同じセンサーという点が、今回のα7sとの類似点です。ちなみにα7sのお値段は未発表。sは動画に強いので、動画を排除したDfとは大違いですが。。高画素のα7R,フルサイズ入門のα7と言った感じです。そして高感度番長のα7s。1220万画素っていうのも、取り扱いやすくて素敵です。

気になるレンズなどの対応状況

コチラに説明あります。けども分かりにくい。。でも、ミラーレスなどを含めた一眼買っても、レンズを買う人は意外と少ないという状況を考えると、これでいいのかもしれません。とりあえずつけようと思えばいろんなレンズがつくのだ。縦位置グリップなどもあるので、いいかも。

α7sでSONYがこのラインは本気なのがわかった。

1年も立たないうちに、α7のラインナップを拡充してきて、このフルサイズミラーレスという分野は、本気で攻めてくるのがわかります。APS-Cのミラーレスもラインナップたくさんあるし。よくわからんけど。僕的には、ファインダーが生じゃないと勘弁なので、ミラーレスにはなれそうもないです。てへ。でも旅行用とかに一台いたら最強ですね。高いのでそんなの無理ですが。。

*2014/06/25 以下追記

α7sついに発売!!

ついに発売されました。上のAmazonのレビューでは、やはり好感度がすごいらしいのと、無音シャッターがいい仕事をしているみたいです。私はまだまだ手が届きませんが。。皆様のボーナス時期にこんな魅力的なカメラを放り込んでくるとは。オソロシヤ。当初は40万と噂されていましたが、ボディで20万円代前半です。

SonyのFEレンズたち

フルサイズミラーレスなので、コンパクトなレンズが多いです。小ささゆえにめちゃくちゃ明るいレンズはありませんが、α7シリーズを使っているなら、そのコンパクトさは犠牲にしたくないはずです。

FE55 f1.8 ZA

このレンズが一番評価が高そうですね。ツァイスレンズの名を冠するのに恥じない画質だとか。。フルサイズならではのボケを堪能したい方には必需だと思われます。

FE35 f2.8 ZA

こちらもツァイス。ツァイスって打ちにくい。。55mmはすこしせまいという方に。

FE24-70 F4 ZA OSS

こちらが大本命かな?24mm〜70mmと広角〜標準域をカバーしつつF4通しの明るさをキープ。かつお値段は10万を切る。そしてなおかつコンパクト。まあ高いんですが、Canon,NikonのF2.8通しのバカでかさとバカ高いのに比べると、α7シリーズにはちょうどいいレンズです。画質は上2つの単焦点の方が間違いなくいいですが、ズームという魔の便利さとトレードオフです。

F4通しと暗いのが、小ささとのトレードオフとはいえ、惜しかった所なのですが、α7sならISOあげたらなんとかなっちゃいますね。

最近実はミラーレスに心奪われているので、また記事書きたいですな。

引用:ソニー
Sony