のりつけ雅春 作「オケラのつばさ」アフロ田中シリーズののりつけ氏の新連載レビュー 週間ビックコミックスピリッツ

2013年24号で、「さすらいアフロ田中」の連載終了していたのりつけ雅春氏の新作がはじまりました!毎週読んでるはずのスピリッツですが、気づかぬうちにアフロ田中が終わっていて、気づかぬうちに新連載で帰ってきました。がっつりのギャグマンガが、「明日にはあがります」と「ちぽさんぽ」、「偉人住宅 ツバキヒルズ」と「オケラのつばさ」で4つですかね。他にも2,3ページのギャグ漫画もあります。アフロ田中は、ギャグマンガかつ壮絶な反社会漫画でしたので、今作にも期待。作者さん資本主義嫌いっぽい。以下ネタバレです。

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親の遺産でぼんぼんになった主人公

画像がまだ出回ってないのと、主人公の名前も本作中に出てこない。。上はアフロの人です。親の遺産を引き継いでまあまあ金持ちになった主人公。しかし、バイク事故で体が真っ二つになって瀕死状態になります。そこに神様会議で派遣された貧乏神(全裸)が偶然出くわします。神が命と引き換えに、主人公の一番愛しているものを奪うことにしました。主人公が愛しているもの、それはお金でした。親の遺産でいきなりお金持ちになったところなのに、一生お金を使うことができません。

タイトルのオケラ

「おけらになる」というのが無一文になる、お金がなくなる、という意味らしいです。やはり今回も貧乏人の話になるのでしょうか。こうやって固い文章で書くととてもギャグマンガとは思えませんが、しっかり面白いです。僕は一回、コンビニで立ち読みしてて、笑ってしまい恥を書きました。要注意。主人公の名前がつばさなのかな?わからん。

アフロ田中シリーズにみるのりつけ雅春氏の作風

上のあらすじを固く書いてみて分かる通り、作品自体のストーリーはしっかりしています。アフロ田中シリーズを、しっかり最初から読んだ訳ではないのですが、こてこてのギャグ漫画なのですが、田中も成長するし、周囲の人間も変わっていきます。僕はそういう所が好きです。情けない事に、いつのまにさすらいアフロ田中が終わったか気づいていなかったのですが、終わり!!って感じもなく次回作を期待させつつ、今回はまったくの新作。映画化までされた人気シリーズですのて、それを乗り越えていくのでしょうかね。期待です。

アフロ田中シリーズはKindle化されてます

Web関連書籍の癖に、なかなかKindle化されてない本もあるなか、素晴らしい。漫画好きの友人は、GEOのレンタルが一番いいと言っていました。Amazonがレンタル開始するのを心待ちにしたいと思います。

参考:Wiki アフロ田中シリーズ

語源由来辞典 おけらになる

黒鉄ボブスレー土屋雄民作 漫画新連載レビュー 週間BCスピリッツ

これは面白い。土屋雄民氏は27歳で今作が初連載。最初の1ページがリアルすぎて怪しいかったので、引き込まれるように読んでしまった。どうせ新連載は読むんですが。調べると実際にある下町ボブスレープロジェクトを土台とした漫画のようです。ボブスレーといえばジャマイカ人がオリンピックを目指すクールランニングですよね。まだ自分は若者だと思ってますが、ほんとの若者は知らないんだろうな〜w

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「下町ボブスレー」今作の背景

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黒鉄(クロガネ)ボブスレーは、下町ボブスレープロジェクトを元に制作された話です。下町ボブスレー、大田区産業振興協会が日本製のボブスレーは無く、日本の選手が中古を使用しているという話を聞きつけて、大田ブランド登録企業に声をかけて始まったプロジェクトです。2011年12月から活動しているみたいです。作者の土屋氏は下町ボブスレープロジェクトに参加している株式会社マテリアルで、勤務していたこともあるそうです取材の為にアルバイトのような事をしておられたようです。

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ボブスレーは氷上のF1とも呼ばれているらしく、フェラーリ(イタリヤ)やBMW(ドイツ)も自国のチームにボブスレーを供給しており、F1に似た開発競争が行われている競技のようです。上の写真は1910年頃のもので、こう見ると進化が伺えます。現在もソチオリンピックに向けて活動中。公式サイトではその経緯なども詳しく説明されております。オリンピックが楽しみになりました。2018年は冬季オリンピックが韓国で行われますので、実際に見に行くことも気軽に出来そうです!

黒鉄ボブスレーは、その経緯を漫画化したもの。絵もよさ気で、機会や工具のディティールもしっかりしているのでなかなか楽しみです。あとNHKでドラマ化も決定しいるそうですよ。

参考ニュース 下町ボブスレー 漫画で応援

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黒鉄ボブスレーレビュー

レビューと言ってもまだ1話。さくっとあらすじ紹介します。上の写真は作者の土屋さんがTweetしておられたのをお借りしてます。

登場人物

黒井精機の社長の息子、テツ(鉄郎)。納期は守り不良は出さないが、サボって野球に行くよう青年。そして同じく黒井精機の営業、白河。この二人は幼なじみ。おそらく20代後半じゃないかなと思います。そして、テツの後輩で現場のアカネ。元気な女の子でテツにものが言えるのはこの子だけ。そして社長の黒井銀蔵。

あらすじ

仕事をすっぽかして、野球に行くテツ。テツの抜けだしている間に、客先からの急な納期短縮の依頼が白河にあり、アカネが迎えに行くことに。急な依頼に残業をしていると、利益の3割を占める大手の鳴神自動車更に追加発注が。営業の白河も手伝いどうにか徹夜で納品するが客先はそっけない対応。そして翌日、鳴神から急に取引をやめる連絡が。そしてその時、社長のもとにボブスレー開発に参加しないかという誘いが。。

日本人の気質

僕は、昔機械工具の営業を1年だけでしたがしていたので、ちょびっとこの業界には詳しいので、何故かわくわくしながら読みました。技術力の高い町工場は、おそらく日本中にあると思います。しかし、大手企業の海外への工場移転は急速にすすんでおり、国内で下請けをしていた工場はバタバタ倒産していってると思います。そんな中で、大阪でも人口衛星を飛ばしたり、先日には深海探査機を沈めたりと、町工場で協力して何かを行っていることは少なくありません。普通に暮らしていると「へ〜」程度ですが、小さい町工場がTVニュースに出るのは、火事で燃えた時ぐらいで、そうなかなかチャンスはありません。こういうプロジェクトで宣伝するというのは、技術力の証明には絶大な効果があるんじゃないかと思います。実際、下町ボブスレーの参加企業で、引き合いが増えた会社もあるそうです。「安く大量に作る」より、高度なものを高精度に作ることができる。そんな日本の工場。技術力の高さを世界にアピールできるのはいい機会です。オリンピック頑張って欲しいですね。

リアルな描写

海外に流出したと言われても、まだまだ国内に工場はたくさんあります。切削油にまみれて作業している方には、そのリアルな描写や、納期依頼、不良品のクレームなど、「うわーこんなんあるわー」と思いながら共感できる事が多々あると思います。なんといってもまだまだメーカー大国日本。いろんな方を元気づけることができる漫画になるのではないでしょうか。

おすすめ映画

冒頭で触れたクール・ランニング。大好きな映画でした。長野オリンピックらへんで見た気がします。

参考ページ
Facebookページ 下町ボブスレー

下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式サイト

Wikipedia ボブスレー

11/28訂正

『パトレイバー』などのゆうきまさみさんの新連載!吸血鬼?!『白暮のクロニクル』週刊BCスピリッツレビュー

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画像:毎日新聞デジタル

新連載ってもう約2ヶ月前の話ですが。だんだんと面白くなってきました。主人公の伏木あかりと雪村魁、良いキャラしてます。

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作者 ゆうきまさみ

wikiよりゆうきまさみ

ゆうき まさみ(本名:佐藤 修治、本名読み:さとう しゅうじ、1957年12月19日- )は、日本の男性漫画家。北海道虻田郡倶知安町出身(札幌市生まれ)。北海道倶知安高等学校卒業。1980年(昭和55年)『月刊OUT』(みのり書房)に掲載された「ざ・ライバル」でデビュー。当初はプロの漫画家になるつもりはなく、サラリーマン稼業の傍らでみのり書房やラポートの雑誌で活動する。退職後に「きまぐれサイキック」で『週刊少年サンデー』(小学館)での活動を開始し、以降主に同誌で活躍。代表作に『究極超人あ〜る』・『機動警察パトレイバー』・『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』など。

パトレイバーは聞いたことあります。少し休載挟んで第5話で一番最初なんで、大物漫画家さんですね。55歳だし。僕は漫画詳しくないのでwあまり知りませんが、スピリッツ的には超押しでしょう!

以下ネタバレ

あらすじ

白暮のクロニクル | これは伝奇ロマン?

この方の説明が楽しすぎます。前にも書きましたが。現在第6話。ここまでで分かって来た事は、オキナガは、オキナガになった歳のまま不老不死状態になるらしい。オキナガである雪村は、死なないことを取り柄に、大量の文庫を整理している。見た目は18歳ぐらいの少年。冒頭に紹介したリンク先でも”犯罪マニアの少年”と書かれている。

オキナガである雪村魁が、二年前に起きた殺人事件の容疑者として唐沢刑事に別件逮捕されていた。そして、その殺人事件の遺族である長峯稟子が雪村を犯人と疑い殺害に来た。第1話でおこった殺人事件同様、正しく殺さないと死なないオキナガの殺し方を分かって、長峯は殺しにきた。

第一話の殺人事件の被害者、久我井(オキナガ)は飲食店オーナーをしており会員制の”金曜会”という集まりをひらいていた。第一話に伏木あかりは厚生労働省の保健所で研修しており、この金曜会で、食中毒騒ぎが起こり禁止されている生レバなどを食べていたのではないか。と捜査に入った。そしてその時久我井は殺されており、殺人事件に遭遇。殺人事件現場で、厚労省の仕事である細菌の採集などを警察に媚びずに行う姿勢を買われ、オキナガ担当の部署に配属される。

レビュー

自分の中でも整理出来てませんね。。まあでもすごく面白くなってきてます。金曜会はオキナガの集まりで、病原菌などに強い特性を持っている為、生レバなどその辺を美味しく頂いてたのでしょう。生レバ食べたい。雪村、伏木のコンビがいい味だしてますで、一読の価値ありですが、最初から読まないと訳分からないかもです。。

週刊BCスピリッツ新連載6連弾!まとめ2013

スピリッツの連続新連載が終わったのでまとめます。

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週刊誌を隅々まで読むとなかなか面白いですね。6個も新連載始まって勢いづいてます。サスペンス系多くて疲れてしまいそうです。。

ちなみにコンビニ店長情報ですが、43号は、8月に表紙とポスター付属した山岸舞彩が大反響だったらしく、いつもより割増で納品されてきました。いつも2部なのに今回は3部。わずかですが、日本全体でみれば大幅アップなはずです。面白い漫画がいっぱい始まっているのに、結局はグラビアかいと突っ込みたくなりますw山岸さんは綺麗ですが、右目と左目の形が違いすぎて気になりますw年末に写真集出るみたいです。

せきやてつじ 『火線上のハテルマ』

僕のブログでも紹介しています。ハテルマがしっかり話に絡んできて面白くなって来ました。国籍、民族不問の傭兵集団の一員みたいですね。さっそく現地の事件に巻き込まれている梶。スピーディな展開と、アクションの描写がいいですね。何も考えずにバババっと読めちゃいます。No.43号ではおやすみで、No.44からまた始まるそうです。

間瀬元朗 『デモクラティア』

こちらも紹介しています。デモクラティア参加者の意志により舞と名付けられたヒトガタロボットが、瀬野とうい派遣でキモオタの青年と出会いデートまで発展します。それまでの過程でいくつかの単一案が多数決により選択され、その単一案を出した人の中で、葛藤が起こります。

ヒデ丸というIDの男性は、舞が瀬野に迫られた時に、「お前キモいよ」という発言が単一案にも関わらず選択されます。現実社会において、部下との人間関係に問題が起きているヒデ丸は、デモクラティアの中で舞を通して出会う人と、自らの現実での出来事の間で、似たような感覚を味わいます。現実社会では決して口には出来ないであろう「お前きもいよ」という発言が、デモクラティアでは通ってしまう。これが事件に発展するのか否か。

参加者はPCの画面を通して、舞というニンゲンになり、その中で多数決をして行きます。舞が経験する事、参加者が現実社会で経験する事、そしてそれを漫画で読む僕。すごく考えさせられる漫画です。こいうの大好きです。ドラマとかになりやすそうな題材ですが、ならずにほそぼそとしっかり続いて欲しいですw

 ゆうきまさみ 『白暮のクロニクル』

こちらは紹介していません。これもなかなか面白いので話がまとまってきたらレビューしようかと思います。

この人のレビューが面白い。白暮のクロニクル | これは伝奇ロマン? 分析がすごすぎて、ファンになりました。かなり深く掘り下げてかなりネタバレなので注意。でも面白いですよ。

白瀬透 『ピカロ』

こちらは紹介しました。現在第4話。1984年の大阪に来た安住は、謎のテープを届けに京都、百万遍へ。不自然に強調されている百万遍コピーセンターは伏線なのか、絵が雑なだけなのか。。京ちゃんと呼ばれるオープンカーにのるイケメンが登場。キャバ嬢っぽい女性の舌が、安住をこっちの世界に連れてきた半分妖怪の女性に見えます。。全く全貌が見えないこの物語どうなっていくんでしょうか。

長尾謙一郎 『クリームソーダシティ』

ワケワカメすぎて紹介してませんwセンパイ握りこまれてるし。新連載って言うてるので、短編ではないと思うのですが。ちょっと頭おかしい2人組が、政治テロを起こして気づくとクリームソーダシティという楽園に来てしまっているという物語。こっから面白くなるのかな?

武富健治 『ルームメイト』

こちらもサスペンス系です。多重人格の女性をめぐる事件。絵が怖いのでさらっとしか読んでないです。あとサスペンス系多すぎて訳わからなくなって来ました。。

山岸効果+新連載6連弾で面白くなっていいってほしいですね。ギャル男と宇宙人の漫画は今号で終わりです。アマゾンでも人気となっています。

白瀬透作『ピカロ』漫画新連載レビュー週刊BCスピリッツ

スピリッツの新連載シリーズです。

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毎週新連載でどれがどの話かわからなくなって来ました。

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作者 白瀬透

作者の白瀬透は謎の匿名作家というキャッチフレーズで紹介されております。新人さんかな。。それにしては絵がうまい気がする。最初の雨の東京らしきカラー見開きは、『攻殻機動隊』を思い出します。どっかにもとこさんいないかな。

タイトル『ピカロ』

タイトルになっているピカロとういう言葉は、ピカレスク小説という16世紀にはやった小説のジャンルがあり、その元となった小説の主人公の名前みたいです。聞いたこと有る気がしたのですが、ピカルとの間違いですね。ピカロ=悪者に近いイメージで使われるようですが、社会的弱者で生きる為に悪事を働く人のようです。

あらすじ

主人公は冴えないフリーライター安住。オギリ東亜事件という昭和59年に起きた迷宮入りしている事件を取材する事になる。当時の流行語になるほど、世間を騒がせた大事件だが、一人の逮捕者も出しておらず、事件の動機さえもわかっていない。謎の女性と出会った安住は、そのオギリ事件の数ヶ月前にタイムスリップしてしまう。

レビュー

記事執筆現在3話まで進んでいますが、展開は遅いものの1ページ1ページに吸い込まれるような絵です。安住の一人称で話はすすんで行きますが、視線のコマ割りなど沈黙の中で進む物語を感じられます。安住がピカロなのか?悪役がまた別にいるのか。ピカロ自体が僕の調べ違いか。。第一話のバーテンダーの「聞いたことも、ないですねぇ」のコマが不自然に拡大されている所や、シルクハットの男性、謎の美人など伏線だらけです。こういうミステリーは、毎週毎話与えられているヒントをつなぎ合わせていくのが楽しいです。月曜日の楽しみがまた一つ増えます。